雪月花 vol.1

先週のこと。
渋谷の7th Floorというライブハウスに「雪月花 Vol.1」というライヴを観に行きました。
種ともこさんと鈴木亜紀さん。どちらもお気に入りです。個性的なミュージシャンどうしを同時に、ピアノ弾き語りという同じ枠で観られたのは、個人的にとても有意義なことでした。演奏のスタイルも対照的なので、お二人の個性がより引き立っているような気がしました。

雪月花Vol1.やってきました。季節にまつわる曲を毎回演奏、ということで、ほとんどの曲が初演奏の曲だったので、準備がけっこう大変だったのですが、終わってみると自分でも何かひとつ階段登った感があります。
http://seed.heteml.jp/blog/since2006/2008/03/post_245.html
http://www.tomokotane.com/blog/archives/2008/03/post_243.html

今まで何度も種ともこさんの音楽は聴いて、ライヴにも足を運んでみましたが、ピアノに対する姿勢というのが今まで以上に真剣な気がしてなりませんでした。演奏前に椅子の高さを慎重に合わせていたときに感じました。
そして真剣にやっている音楽を聴くというのはものすごく体力がいるなあ、と痛感しました。ただ座って聴いていればいいという問題じゃなくなってくるような気さえしました。
作り手(演じ手)の真剣さとか、生命の輝きみたいなものを聞き手もそれなりに聴きながら自分と向き合って体現せざるを得ないというか。
そんなことを思いながら、週末の夜を過ごしました。
セットリストは友人、たにさんのサイトが詳しいのでリンクを記しておきます。
雪月花 Vol.1 - たに・ほぼ音楽

追記

客入れのときにかかっていたBGMが名曲をボッサ・ノヴァにアレンジしたカバー集でよかったです。
いろいろと検索してみましたが、こちらのようでした。
MILK BOSSA eightiesMILK BOSSA eighties