避難訓練型SNS



朝から団地の避難訓練でした。

昨日の疲れもほどほどに、避難訓練前に少しだけ乗っておこうかな、と思ったら雨が降ったあとっぽいです。

寝ないと成長しないこともあって、二度寝することに決めました。

で、起きて「うだー」としているうちに団地の管理組合からの訓練開始の案内の放送がありました。

10:00に「これは訓練です。」の前おきのあと、けたたましいサイレンが鳴り響きます。

各棟の階段下に集合、ということで出てみましたが、「○○さんは急用が出来たようなことを言っていて、出れないかもしれません。」とか、テンション低いです。近所の避難場所の小学校に到着したのは私の住む棟がいちばんビリ!

管理組合の皆さんが準備をしてくれていて、その後ろには市の消防隊です。

小学校の朝礼のように、各棟ごとに整列していろいろとお話しを聞くわけです。

「ここ最近、千葉県では地震が起こってないですが、各地にプレートがあるので油断できません」云々と管理組合の方が真剣に説明をしてくれますが、配られた防災マニュアルは平成12年に作ったきりで、改訂もなし。

煮詰めなおそう、とかそういう話もなく、やや危機感を感じます。

このあと3班にわかれて、

  • 消火器訓練
  • はしご車体験乗車
  • 応急処置

をそれぞれ受けてください、ということになりました。

はしご車体験乗車はかなりアトラクションっぽいノリでした。

人数制限があって乗せてもらえませんでした。

団地の建物と同じ高さぐらいまで上げてもらえるのですが、鶴の一声的に管理組合の方ははしごを一番伸ばしてもらってました*1。はるかに高いところまで上がっててうらやましー!って思ったら、その方も割とご年配なのか、降りてきたときは顔面蒼白っぽかったです。

その防災倉庫や簡易トイレを見せてもらったりして、最後に炊き出しを体験してください、ということで豚汁とおにぎり2個を出していただきました。

多少なりのアウトドアというか野宿体験をしたことのある身として、わざわざおむすびにして海苔を巻く行為は実はたいへんなんじゃないか、とか、その時の食器が紙皿とスチロールのお椀だったけど、そいうのは実際の災害時には用意できないんじゃないの、とかえー、というぐらいツッコミビリティあふれる内容です。

こんなので本当に大地震とか来て大丈夫なのか?と真剣に悩んでみましたが、その豚汁とおむすびをもらったら、「おつかれさまでした」と、皆そそくさと部屋へ戻っていきました。

よくよく考えてみれば、ご近所どおし顔を合わせておきましょう、といういわゆる「近所づきあい」の一種だったのですね。

避難訓練型のSNSってーところでしょうか。


で、30代男性なんぞ参加者がいないもんで*2、ついつい豚汁もおむすびも余計にいただいてしまいました。ごちそうさまでした。

食べ過ぎっぽかったので、久々にいつものプールで少しだけちゃぷちゃぷしておきました。


夜に幕張本郷でK嵜くんをかこむ会でございました。

単にK嵜くんのヒマができたので、今まで飲めなかった分を飲んでいるだけかもしれません。

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*1:50mぐらいだったようです。参照先:株式会社モリタ | はしご車

*2:基本は50代、とりあえずの40代、20代は論外だったので私でさえ若者扱いです。