ようやく



予告どおり1mmも乗れませんでしたが、実業の目処がたったので、明日ぐらいから乗ります。

今朝は通勤途中で、ちょうど信号にかかったKnotsさんにお会いしました。

どもども。

シリコンバレー精神」読了しました。

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土

実業の合間で少しずつ読み進めるのがやっとだったのですが、読了しました。


梅田望夫さんのことは英語で読むITトレンドで漠然と知ってはいましたが、この本を読んで、日本からシリコンバレーへと移った過程の中で起こったことや感じたことに共感できるものがあるように感じてます(それはある種の勘違いかもしれませんが)。

2001年に出版されたシリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記の内容を元に長いあとがきとして、5年後の今の視点を加えたものになっています。

以前に、ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるのことに触れたときも、割と2007年問題に絡めて斜め読みも出来るようなことを書きましたが、この本も然りかなあ、とかそんなことを感じました(「ここならではの流儀」64〜67ページを参照)。

仕事に対する姿勢について、「成功するのが当たり前、何が何でも自己犠牲を払ってやり遂げる。」というのとは対極的ですが、海のものか山のものかもわからないことへ向かう上では少し楽観的に構えるのもひとつの方法なんだなあ、と思いました。

むしろ真面目にやっていくのは具体的なタスクが立って、タスクの達成という次の段階でいいんじゃないかなあ、とも感じます。

それと、好きなことをとことんやり続けていくことが、より大切に感じました。


以下は余談。

シリコンバレー精神」というのも、この本もやがてたくさんの人に読まれる過程を経た中でいつか風化するのでしょう。きっとそれは誰かがちょっと言い間違えて「シリコンバレー魂」と言ったあたりぐらいなんじゃないかと思います(「魂」だなんてさー)。