Mental Apartheid
funride (ファンライド) 2006年 11月号 [雑誌]
最後のページの疋田さんのエッセイを読み思ったこと
今月のfunrideは濃かったなあ。
自転車という大分類の中で、スポーツ車と実用車という中分類というのはだいたい共通の認識としてあると思うのですが、自転車に乗るときの<常識>というのがたまたま日本ではグレイゾーンにあるだけなんだなあ、と感じます。
道路交通法上ではダメだけど、即検挙という形になっていないだけで。
Mental Apartheidというのは酒井康さんが本の中で書かれていたのだけど、メンタリティの部分で相容れない人にはあえてこちらからは近づきません、という意味だった(と思った)。
自転車をスポーツと捉えて興味を持ってくれる人が増えるのはとても嬉しいことだけど、ママチャリ感覚ではダメ、っていうことは少なくとも前提にしてもらいたいなあ、と。
お買い物の延長ではなく、文化的な部分にも触れてほしいなあ、と感じてます*1。
http://q.hatena.ne.jp/1159016888で質問してみたのも、そのあたりです。
自転車に乗り始めるキッカケは人それぞれだし楽しむ方法を強要するのは愚の骨頂だけど、<お手本>になるものは持ってほしいです。
よい手本であり続けることは難しいけど今後そうありたいな、と思いました。