書評、というより読書感想文として

月曜日から出張です。大阪だったのですが、今年はいったい何回いったんだか‥‥‥。


梅田望夫さんと平野敬一郎さんの対談、「ウェブ人間論 (新潮新書)」読了です
読み応えありました。
火事場でない「議論」というのが読んでいて何よりも心地よかったです。
お互いをわきまえた者どうしがそれぞれ相手の意見に耳を傾けて、自分なりの見解を出していく流れがゆるーい感じで、読みながら心の中でツッコミをいれたりできたのがよかったです。
1968年生まれというのは世代的には中学校に上がるくらいでYMOでコンピュータが身近になった世代で、高校に上がった頃に当時の友だちの持っていた関数電卓で簡単なプログラムを組んだりした経験はありました。
僕がインターネットというつながりに入ったのは1997年で、ぎりぎり間に合った組かなー、と思います。当時、清舞*1で買ったPowerBook3400って定価で70万円くらいしてましたっけ‥‥‥最近のノートPCはディスカウントで10万円切ったりするんですか?チープ革命ってすごいですね。
きっかけは、やっぱりどこかで一期一会に広がりを持たせたかったのでしょうね。当時は音楽の話題を共有したかったのがきっかけでしたが、よくよく考えるとその前からレース会場でお会いした方と文通とかしていたことの延長として、今は上手く利用できているのかなあ、と思います。
あまりに議論された範囲が広いので、全部について今書くことはできないですが、仕事でインターネットと関っている部分を含めて興味深い部分があったので、それは後で少し書いてみようと思います。


ところで梅田望夫さんって、知ってる人では直枝政広さんのいっこ下で、種ともこさんのいっこ上ということで、お仕事の割には違和感を感じないのかもしれないのかなあ、と思いました。

*1:「清水の舞台から飛び降りる」の一方的省略