ツール・ド・信州2006・第1ステージ
5:00AM起床です。
きのうの走りは疲れるほどではないですが、どこかダルいのは移動疲れなのでしょうか?
朝食はきのうスーパーで買ったおにぎり3個と五目きんぴら、ゆうべ多めに食べておいたのでなんとかなるでしょう。
着替えて車のほうへ行くと、小沢さんがすでに準備を始めてくれてます。
「タイヤ、9気圧ですがいいですか?」
まあいいかな、とあんまり深く考えないことにして選手三人で軽くアップにスタート地点周辺を流します。
スタートでリーダーのコヂマ選手がいきなりチャンピョンジャージィを着るのを忘れてチームウェアで登場!というオチがあったところで、ユルめにスタートです。ツール・ド・信州のパレード区間は殺気だっていないので助かります。
直前でコースの一部に通行止め箇所ができたためコース変更を余儀なくされて、急遽両津から一旦南下して、四十八ヶ所越を通り、もう一度両津集団は見えているのですが、その差100m程が縮まりません。集団からこぼれてくる人を抜き、また追い上げてきた選手に抜かれ、なんとかピークへ。
海沿いの道はつづら折れで、どこかまだ身体が寝ぼけているのかコーナリングがしんどいです。
おまかせで入れてもらったタイヤの空気圧も高く、いまひとつスピードに乗りません。
単独で海沿いまで折り、県道45号線を今度は北上して両津へ向かいます。前に集団からこぼれた4人組が見えますが、その差が500mほどあってちょっと遠い、と思っているところへspacebike.comのヒデじい
+comrade木下列車(敬称略)がやってきました。
即連結させてもらって43km/hペースでローテーションしていきます。海沿いは向かい風だけでなく、軽い起伏がありかなりキツいですが、下りの勢いで48km/hまでペースが上がります。見事先行する4人組が見えるところまで来ましたが、残念ながら私の脚はここでもう終わってしまいました。
両津市街地へ入る頃に、FITTEがメインの集団に追いつかれます。しばらくこの中に混ざり、市街地を抜け、ドンデンへの登りへ入ったところでこの集団はあっさり分解されました。
四十八ヶ所越でやや遅れた奈良さんがこの中から飛び出し、追い上げを開始します。
ドンデン
最初は割と緩く登っていきますが、頂上付近でコンクリ路面になっていました。振動と必要以上にトルクが必要なのでいよいよもって脚パンです。なんとか耐えて単独で下っていきますが、下りは木が繁ってブラインドコーナーな上、つづら折れであまり速度がのりません。途中、単車で自爆された方が血だらけになった腕を川の水で洗っているのが見えましたがすぐに止まれないのでスルーパスさせて頂きました。
ようやく海沿いに出て平地(チーム内読み仮名は「ひらち」なのです)で挽回、と思ったらすごい向かい風でかつ熱風です。
この時点でかなり弱っていることを自覚しました。
数名が追い着いてきましたが意思統一もなくすぐに分解され、ハンガーノックの佐藤さんと二人旅でなんとか相川にたどり着きましたが、暑さと斜度に負けて佐藤さんが遅れます。
以前に一度だけ、このお盆の頃に佐渡に来たことがありましたが、その時もこの大佐渡スカイラインには「してやられた」感がありましたが、今回もかなりキビシイ‥‥‥佐渡金山の駐車場あたりから速度がのらなくなってきました。数名に抜かれ、また遅れた数名を抜く、を繰り返します。トップはすでにゴールしている頃でしょう。一度、アンテナが見えたところで「あれ、ゴールって近い?」と思い一気に加速して、Panasonicの金森さんを抜きましたが、実はまだまだ全然手前でした。
斜度と暑さが厳しいです。
もう一度、駐車場の看板にだまされて、最後はエコサイの竹林さんとゴールです。
かなりお待たせしてしまったので、速攻で撤収して下山します。山本さんが運転中に脚がつってしまったので運転を交代して、相川の某飲食店へ。美味い日本海の海産物を食べたいと思いましたが、メニューは普通に定食屋のメニューでした。価格的にこの当りで、と思い焼魚定食を注文したら、
「時間がかかるよ。」
とかなり絶望的なひとことを返されたので、山本さんが中華丼、奈良さんがもやしラーメン(見た目そんな感じ)、小沢さんと私は野菜炒め定食に落ち着きました。
海沿いの道をユルユルとドライブして、小木港へ。お風呂があるようなので、さっぱりしたところでしばし爆睡して、Aコープで夕食を買い、フェリーターミナルへ。つるしんご一行様で直江津行きの佐渡汽船に乗ります。
二等船室に領土を無事確保し、夕食というかさっきAコープで買った弁当を食べて、しばしウダウダとしたら船上で表彰式とミーティングです。ちょっといい感じの演出ですね。
終わってさらにウダウダウダと爆睡します。気がつくと直江津港もすぐそこで下船の準備をしないといけないようです。
今年二度目の直江津の町でガソリンを給油して、今年二度目の妙高市の宿へ。宿の前の大きなスーパーは閉店していたので速攻でコンビニで買い物をして、宿へチェックインして、宿の1台しかないコインランドリーを無事占領できました。
「あるある」で熟睡ネタを見ながら足指体操をして22:00頃、なんとなく就寝しました。