ハイパーウタイツガレルウタ

なるべく土日の予定はひとつに絞りたかったのですが、「どうしても」というのがあったのでそのまま渋谷へ出向く事にしました。もう20年来聴いている種ともこさんのライブ「ハイパーウタイツガレルウタ」です。
久しぶりに観れたので、久しぶりにレポ的なものを書きます。
場所はduo MUSIC EXCHANGEですが、平たく言うと「ON AIR WESTのあった場所」です。
ドリンクで種さんセレクションのスペシャルメニューから「そば湯割り」を頂きました。「そば湯割り」のためだけにおそばをゆでたらしいのですが、お腹が減っていたのでそばもたぐっておきたかったですのココロ。
久しぶりにお会いした種さんファンのお友だちにごあいさつしたりして、開演までの1時間弱をのんびりと過ごします。
舞台上手から、戸田さんっぽい感じの歌とパーカッションなどの席、その少し右寄りにギターのセット、真ん中に種さんのRhodes、少し右後ろにベース類、一番下手にドラムセットです。
いつもどおりにゆるーく開演です。ちょっとBGMの切れるタイミングが微妙でしたが、まずはセルフカバーアルバムの「ウタイツガレルウタ」から「スナオになりたいね」でスタートです。すごくカジュアルな音像が気楽にさせてくれます。
続いて、映画「虹の女神」の主題歌でリメイクされた「The Rainbow Song」です。鹿島達也さんのベースラインの浮遊感が後期デッドにおけるジェリー・ガルシアのギターのように宇宙に佇む感じでものすごく心地よいです。
デビュー曲「You're The One」を挟んで、名曲中の名曲「out」に収録の「チャリンコ」です。この曲を聴くと昨年放映されたドラマ、「僕の歩く道」のエンディングシーンが頭にうかんでしまいます。とにかく真っ直ぐでいいです。続けて個人的にとっても好きな真っ直ぐな歌、「夕風」です。
どういう感じに仕上げようか試行錯誤を感じた大ヒットナンバー「笑顔で愛してる」、想像力の産物のような「不思議な樹」へ、気持ちが盛り上がってきます。
「一週間続けてもいいのもって何ですか?」という質問を交えながらメンバー紹介をしながら(戸田さんの「種さんのリハ」という答えがナイス!でしたが)、一週間続ける歌ということで、すごく久しぶりに「Seven Days Of The Week」です。戸田さんと朝倉さんを加えたアカペラが心地いいです。そして各自ソロパート、朝倉さんって種さんの時だけ用の叩き方があるみたいな気もします。
あとは久しぶりに種さんがハンドマイクで盛り上げます。隣の方と比べてたいへんお行儀悪く席に座りつつも身体を前後にゆすって盛り上がりました。
朝からの疲れで後半は少し気持ち的に許容を越えていたのですが、それでも楽しかったです。
思えば20年前、種さんの歌に導かれるようにして家を出たようなフシもあって今に至るのですから、種さんの歌はこれからも大切なもののひとつとしていつも気にしているものになるのだろうなあ、そして「ウタイツガレルウタ」になるのだろうなあ、と思います。

Set List*1

  • M1.スナオになりたいね
  • M2.The Rainbow Song
  • M3.You're The One
  • M4.チャリンコ
  • M5.夕風
  • M6.笑顔で愛してる
  • M7.不思議な樹
  • M8.Seven Days Of The Week
  • M9.ただそれだけ
  • M10.Pumps Races Song
  • M11.It Must Be Love
  • E1.あの頃アタシもカナコも
  • E2.新曲(タイトル不明)

メンバー

*1:"Special Thanks mixi種ともこコミュ"